文芸同人誌『たまゆら』書きたいことを書きたいように

文芸誌『たまゆら』は30年以上続く老舗の文芸同人雑誌です。エッセイ、詩、俳句、短歌、小説、紀行文など、好きなジャンルで好きなように書く表現の場です。あなたの書きたい気持ちを活字に。

たまゆら120号の作品が神戸新聞の同人誌評で取り上げられました

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2021年4月30日発行の『たまゆら』120号「二口女」(北口汀子)が6月25日付神戸新聞「同人誌評」で取り上げられました。

「小学5年の夏休み、何の前触れもなく頭痛に襲われた「私」の後頭部に口がもうひとつ現れる。その口はペットのリスを、さらに飼い猫まで飲み込んだ。口から胃に入ったわけではないのに、本来の口の中にはかすかに味が残る。いつか人を食べてしまうのではないかと考えた私は、食べてしまっても支障のなさそうな人物を恋人にする。ついにその日が訪れ、星空の下で恋人を飲み込むと、口いっぱいに星の匂いが広がる。後頭部は異次元につながっているのではという、罪の意識の希薄さと恋人への愛情が混在する、面白い作品だった」

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神戸新聞同人誌評

120号掲載作品
〈エッセイ〉
・「目でなら」 森有紀
・「夢を知る」地場輝彦
・「水仙」 杉本増生
〈連載エッセイ〉
・「独楽・・・信心・仕事・その他(十六)大村一洋
〈俳句〉
・「花のかぎろひ」北口汀子
〈詩〉
・「露」川戸美佐子
・「夜の雨」多岐流二
・「あくがれいずる」森有紀
〈小説〉
・「スーパームーン金川紗和子
・「二口女」北口汀子
・「坂道のシーソーゲーム(四)」中川一之
・「風韻(六)」桑山靖子
・「平成・ミゼッタイズム(五)」榊原隆
・「あれちのぎく」梅本修一郎
・「へろへろ」佐々木国広
〈評論〉
・同人誌寸評、書森散策 佐々木国広